結論から申し上げますと、初心者でも羊毛フェルトでわんこを作れます!
ただ、こちらは羊毛フェルトの作り方ではなくて、簡単な材料のご説明と、作る際に参考にした動画と、自分で作ったことによって心がどう作用したかをお伝えすることがメインとなっている記事です。
見栄えとかの問題ではなく、自分の心がどう作用したかが大事だと思いました。
実際に私が羊毛フェルトわんこを簡単に作ってみての感想をお伝えします。
ペットロスで寂しかった頃
愛犬ビーグルを亡くしてしばらく寂しかったとき、よくインスタなどで羊毛フェルトのわんちゃんを目にするようになりました。
以前はあまり見かけなかったのに、いざ実物が居なくなるとそういったものが目に入ってくるのでしょうかね。
そして、ご依頼を受けてそれぞれのわんちゃんの写真をもとに精巧に実物そっくりに作成されている方もたくさんいることを知りました。
私も亡き愛犬を羊毛フェルトで作って欲しい!と思って応募したことがあったのですが、抽選で外れてしまいそれ以来は何も行動せず。
実際、どなたにお願いすればちゃんと自分の愛犬と同じように作ってくださるかもわからなかったのでそのままになってしまいました。
その代わり知人からビーグルの動くぬいぐるみを頂いたり、別のインスタで見てビーグルグッズを販売されているWOOLneedleworksさんからビーグル犬のぬいぐるみを買ったりしたのでとりあえず満足していました。
初心者の方がはじめたばかりの羊毛フェルトわんこをインスタに載せていた!
しばらくして、何か物づくりがしたいなと考えていた頃です。
たまたまインスタで羊毛フェルトを使って、亡くされたばかりのお空組ビーグルちゃんを作られている初心者の方を見つけました。
その方は、愛犬ちゃんを亡くされたばかりで寂しくて、愛犬ちゃんを思いながら羊毛フェルトで作ろうと思ったそうです。
しかも作るのは初めてだとかで。
それなのに、その作品がとっても上手でとっても可愛く見えたんです!
どれも、愛犬ちゃんを想って愛情をこめて作られたのがわかるとても素敵な作品でした。
そこで、私も自分で作ればいいんだ!と初めて思いました。
ダイソーで羊毛フェルトの材料と道具を揃えました
まずは手軽に挑戦してみたいと思って、100均にも売っているかなと探しに行ってみるとダイソーにありました!
ダイソー羊毛フェルト
羊毛フェルトは愛犬の色に合わせて、4種類のカラーがセットで入っているブラウンアソート、モノトーンアソート、カントリーアソートを購入してみました。
羊毛フェルト1アソート
【材質】羊毛
【内容量】各5g×4個
ダイソー羊毛フェルト用スターターセット
羊毛フェルト用スターターセットなるものも売っていたので購入!
羊毛フェルト用マットというのが作成するときの台になるようです。
あとはニードル(針)が1本入ってました。
羊毛フェルト用スターターセット
【材質】マット:発砲ポリエチレン ニードル:スチール ニードルケース:塩化ビニル樹脂
【サイズ】縦13.5cm×横18.5cm×厚さ2cm
ダイソー羊毛フェルト用ニードルホルダー
こちらは羊毛フェルト用ニードルホルダーで、針の太さが標準タイプのニードルが2本付いてます。
ニードルが折れた場合など交換して使えるようになっています。
羊毛フェルト用ニードルホルダー
【材質】ホルダー:ポリプロピレン キャップ:ポリエチレン ニードル:スチール
羊毛フェルトビーグルを作るのに参考にしたYouTube動画
私は前目次に載せたダイソー商品のみだけで、この動画内で使われているような材料は一切揃えませんでした。
この動画では、羊毛フェルトのまるめ方や目、鼻、口の付け方を参考にさせてもらいました。
実際に作ってみました!
目はダイソーでも売ってましたが大きいのしかなかったので買いませんでした。
今回は目と鼻も羊毛フェルトを丸めて作りました。
耳の色は、白いのとベージュの羊毛フェルトを混ぜてみたのですが、混ぜるためのブラシ(ハンドカーダー)を持っておらずうまく混ざりませんでした。
でもそれもまたそれで味のあるものになったと思います。
ハンドカーダーというのは、ペット用のスリッカーブラシ
YouTubeを観たときも、これって犬用の毛をとかすブラシじゃない?って思いましたから(笑)
作ったのは愛犬ビーグルの顔の部分だけですが、まったくの初心者だったので本当に思うままにやってみただけでしたが、なんとも言えない気持ちが込み上げてきました。
出来上がりは下手でも普段は得られないものを得た
羊毛フェルトは実際の愛犬の形を思い出しながら作るので、それだけで夢中になって癒されている自分に気づきました。
もっと耳は小さかった、もっと口の部分はワイドな感じだった、もっと色は薄かったとか、思ったようにいかなくても何故か愛着がわいてしまってました。
だってそれは愛犬のことを誰よりも想って作った作品だから。
似ている似ていない、上手い下手ではなくて、自分が愛犬のことを想って生み出したものってとんでもない癒やしをもたらすんだなって思いました。
私は愛犬を亡くして1年以上経ちますが、この下手だけどどこか少し似ているような羊毛フェルトを完成させたとき、愛犬を思い出して涙が込み上げてきました。
その涙は悲しいのもではなく、なんというか浄化の涙でした。
飼っていたわんこが愛おしい気持ちというのがこみあげてきて、それと同時に達成感のようなものも得ました。
そのとき、これは「オーダーして買ったものでは得られない気持ち」だと思ったのです。
やったことがなくても、下手でも、わからなくても、まずは一度羊毛フェルトでわんこ作りを挑戦してみてください。
きっと心に作用すると思います。
愛犬を想って作っている時間そのものが癒やしになります。
そして、心の中に描く愛犬を自分の手で形として生み出したときの喜びは何ものにも変えがたいと思いました。
また愛犬を想いながら羊毛フェルトで作ろうと思います♪
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