生まれ変わりって信じてますか?
映画、僕のワンダフル・ライフや僕のワンダフル・ジャーニーを観たことがある方は、動物の生まれ変わりを信じてる方も多いのではないでしょうか?
私もそのひとりでした。
この映画のお話しは、今世を終えたわんちゃんが、また新しいわんちゃんに生まれ変わって同じ飼い主さんのところにたどり着く物語です。
飼い主さんは、以前飼っていたわんちゃんにしかできない技を見て、絶対にあの子だ!とわかります。
2019年2月にビーグル犬のまいちゃんが旅立ち、2020年8月にチワワのさこちゃんが旅立ちました。
チワワのさこちゃんは15年間病気という病気もほとんどせず見た目も若かったので、まさか16歳を迎える2020年に旅立ってしまうとは思っていませんでした。
16歳の誕生日を迎えて一週間して旅立ったビーグル犬のまいちゃんよりも長生きすると思っていたので、当然のように秋の16歳の誕生日にはケーキも用意するつもりでいました。
でも、闘病してから2ヶ月ほどで旅立ってしまうことになるのですが。。。
そのさこちゃんが旅立ってしばらくして思ったことがありました。
それは、
今度はさこちゃんとまいちゃんの魂がミックスされて私の元へやってくる!
ということ。
こういうお話しは信じたい人だけ信じればいいんだと思います。
私は信じているというだけで。
何故そう思ったのかというと、ペットロス関連の本をたくさん読んだからです。
私が読んで良かったペットロス関連の本
ここで紹介した本の考え方は、ペットちゃんを亡くされた方には本当に救われるのでオススメです!希望が持てる本です♪
気になったけど、違うと感じたわんちゃん
2020年8月末、さこちゃんが旅立って2週間ほどしたときに、用事のついでにいつも立ち寄っていたペットショップを覗いてみたんです。
そしたらなんとそこには、2020年5月生まれのビーグルとチワワのハーフ犬がいるではありませんか!!
チワビーとかチワグルと呼ばれているようです。
どこかにいるとは聞いていたけど、まさか自分の住む地域のペットショップでその姿を見れるとは思ってもみませんでした。
ビーグル犬のまいちゃん、チワワのさこちゃんを飼っていた私にはスルーできない犬種のわんちゃんでした。
じーっと見ていると店員さんが抱っこしますか?と声をかけてきました。
まだわんこを亡くしたばかりで・・・と店員さんに告げたものの、その子を抱っこさせてもらって以降、その子の今後のことがずーっと気になるようになってしまいました。
家族にも話したんだけど、飼うことに関しては微妙な反応。
そりゃそうですよね、さこちゃんが旅立ってまだ二週間しか経っていないのだから。
もうしばらく日にちが経ってから、またそのペットショップに行ってみることにしたんです。
そのわんちゃんは少し大きくなって、まだそこに居ました。
でも、そのとき目を合わせた感じだと、必ずしも私のうちに来なくちゃいけない子ではないかもということ。
そうは思っても、そのわんちゃんの今後の行方がずーっと気になっていました。。。
それ以降はそのペットショップへは行かず、そのショップのホームページでわんちゃんの行方を確認していました。
行ったら絶対に飼ってしまいそうだったので。
とにかく早くそのわんちゃんに新しい家族が見つかるといい!そのことばかりいつも願ってました。
あんな狭いところで何ヶ月もひとりで居るかと思ったら、とてもかわいそうで。。。
気になっていたわんちゃんの行方
度々例のショップのホームページを開いては、そのわんちゃんのことを気にしてました。
そして、、、
ようやくそのときがきたのです!!
検索をかけるといつもの店舗にはいなくなってました。
もしかしたら移動したのかもしれないと思い、全国の店舗をチェックしたところ、載ってました!!!
別の店舗に移動になって、そのわんちゃんには「新しい家族が見つかりました」の文字が!!
良かったー!!!
かなりほっとしました。
2020年の年の瀬に、生後7ヶ月でようやく新しい家族のもとへ行けたようなのです。
その後、どこのおうちの家族になったのか今のところわかっていませんが、この先もそのわんちゃんのことはずーっと忘れないだろうな。
2020年12月、見る夢の質が変わってきたことに気づきはじめる
ペットショップで気になっていたビーグルとチワワのハーフ犬の新しい家族が見つかったと知る少し前のこと。
夢を見ました。
これまでも時々まいちゃんとさこちゃんの夢を見てましたが、この頃見る夢の質が変わってきたように感じました。
このとき見た夢は、二頭のわんこを飼っている夢なんだけど、その犬がビーグルでもチワワでもなかったということ。
それでも、我が子と同じように可愛くて愛おしい感覚が残りました。
目が覚めたとき、「あぁ、そろそろ新しいわんちゃんを迎えていいんだ」と感じたのを覚えています。
なんとなく、まいちゃんとさこちゃんがその夢を見させてくれた気がしたのです。
「自分たちのことは大丈夫だから、また元気に暮らして」と、そういうメッセージを感じ取りました。
大好きなまいちゃんとさこちゃん
さこちゃんの四十九日を終えてから、またすぐにやってくると信じて過ごす
四十九日したらさこちゃんがいったん虹の橋まで昇って行って、まいちゃんの魂とミックスしてまたすぐに誰かのママのお腹に宿って帰ってくると思っていたので、冬ぐらいにはきっと出逢う!そんな風に思っていました。
でも、ここ数ヶ月はずっとビーグルとチワワのハーフ犬の行方が気になっていたのもあって、他の子を探したりはしていませんでした。
気になっていたわんちゃんのことが解消されて、そろそろ新しく迎える家族を探してみようかなと思う気持ちになりました。
でも、どの子もいまいちピンとこなくて。。。
保護犬を迎え入れることも考えたりもしてなんとなく気になる子を見つけてはいたのですが、やっぱりもう一度迎え入れるなら、まいちゃんとさこちゃんの生まれ変わりだと信じた子がいいという気持ちがありました。
そして、2021年1月7日。
ついに見つけたのです!!!
さこちゃんが赤ちゃんだったときにそっくりな子を!!!
何故、ビーグルじゃなくてチワワなのか?
少し長くなりますが、まいちゃんさこちゃんに対する私の思いです。
ビーグル犬のまいちゃんが特別すぎる
ビーグル犬のまいちゃんは、人一倍主張が激しくて何がなんでも我を通すし、吠えると甲高い声がうるさいし、ほんのわずかなお留守番もできないし、依存心が強くて分離不安もあったし、若い頃はやんちゃだったし、本当に飼うのは大変なビーグルでした(笑)
それでも私はビーグル犬が大好きです!
まいちゃんは大変な子だったけど、ビーグル犬の垂れ耳、筆のような尻尾、鳩胸、甲高い声、そのフォルム全てが愛おしい。
インスタでフォローさせて貰ってるのもビーグルちゃんが多いです。
もちろんチワワも小さくて可愛くて大好きですが、ビーグル犬は文句なしに可愛いです。
でも、新しく迎え入れるのはビーグルじゃない子を探そうと思いました。
それは何故か?
私にとって、ビーグル犬はまいちゃんだけだから。
まいちゃんを越えるビーグル犬に出逢える気がしないんです。
新しい子がまいちゃん以上の存在になってしまうのも嫌なんだと思います。
まいちゃんを越えられないのも新しい子がかわいそうだと思うし、特別なまいちゃんを越えてしまうのも嫌だという複雑な気持ち。
言葉にするとうまく伝えられないけれど、本当はどんな子だって同じように愛おしいし、愛情に上とか下とかないんだろうけど、その辺はまだ自分の頭の中では整理がつかない部分でもあります。
たとえ新しく迎える子がまいちゃんさこちゃんの生まれ変わりだと言っても、それだけ私にとってのビーグル犬まいちゃんは特別な存在なんだと思います。
新しく迎えるのがビーグル犬だとどうしてもまいちゃんと比べてしまうだろうし、自分の中でずっとこれからもまいちゃんが特別であり続けたいんだと思います。
だったらさこちゃんは特別じゃないのか?って声が聞こえてきそうですが、決してそうではなくて。。。
これもうまくは言えないのですが、私とまいちゃん、私とさこちゃんの関係性には違いがありました。
まいちゃんは飼い主への依存心が強くて、何がなんでもそばにいるのが私じゃなければダメだった子。
まいちゃんにとっても私だけが特別だったのです。
その点さこちゃんは自立心が強くて、私がそばにいなくても平気で過ごせる子。
愛情に違いはないのだけど、思い入れの種類が違うとでもいうのかなぁ。
だからこその思い
でも、そんなまいちゃんさこちゃんだったからこそ、生前さこちゃんにはもっとこうしてあげたら良かったという思いもあって。。。
まいちゃんはだいぶ手のかかる子だったし、病気も多かったのでまいちゃんにつきっきりになることが多く、さこちゃんは自立心が強いから「さこちゃんは大丈夫だろう」って私以外の家族に任せることも多かったのです。
そんな中、果たしてさこちゃんの生涯で私は十分手をかけてあげられたのだろうか?って思うところもあるのです。
本当は寂しかったんじゃないだろうかとか、まいちゃんが依存型だからさこちゃんは飼い主から自立せざるを得なかったんじゃないだろうかとか。
病気をすることが多かったまいちゃんに手がかかってさこちゃんに十分手をかけてあげられなかったなって。
そんな時間を取り戻したくて、チワワを迎え入れたいというのもあるのかもしれません。
さこちゃんにできなかったこと、してあげられなかったことを、新しく迎える子にしたいんだと思います。
さこちゃんのパピー時代にそっくりな子にピピピーーーン!と来ました
パピー時代のさこちゃん
2021年1月 見つけた子
似てると思いませんか?!
お顔立ちがそっくりで、すぐにピピピーーーン!と来ました。
この子に違いない!と。
新しい子を探し始めてから、初めてブリーダーさんにお問い合わせして、この子を新しい家族に迎え入れることにしました!
そして、たとえまいちゃんとさこちゃんの生まれ変わりじゃなかったとしても、私はこの子と暮らしたい!そう思いました。
そんな風に思わせてくれる子と出逢ったのです。
家族の反応
この子に出逢ってすぐに母に相談したときは、あまりいい返事ではありませんでした。
さこちゃんが旅立つまでの三年間ぐらい、さこちゃんは母の部屋で暮らしていたんです。
チワワによくあるような脱臼を数回したことがあって、広めのケージが置ける母の部屋でしばらく預かってもらうことになって、その辺からさこちゃんは次第に母の部屋で暮らすようになっていきました。
なので、母はさこちゃんへの思い入れが強いんだと思います。
私が「この子が絶対にまいちゃんとさこちゃんの生まれ変わりだよ!」って言っても、母が大事なのはさこちゃんとの思い出なのでしょう。
母の中でもペットロス、さこちゃんロスなのでしょう。。。
家族が渋っていると私も心からは喜べないし、母の気持ちもわかるしで。。。
でも、ここでこの子に決めなかったら絶対後悔すると感じたので、迎え入れる決意をしました。
数日すると母もこの子の名前を一緒に考えてくれたり、これから迎え入れるための道具の準備を手伝ってくれたりと、だんだんと前向きになっていきました。
今度はわんこ連れて那須あたりまでお出かけできるねとか、そういう未来の希望的な会話も出てくるようになりました♪
18年前は18年後を想像することもなかったが、18年経った今はこれから18年後が瞬時に想像できてしまう
これは、一度ペットちゃんと暮らしたことがある方にはわかっていただけることだと思うのですが。
初めて動物を飼おうと決めたときは、これから18年後の未来なんて想像することもしなかったはず。
これから新しい生活が始まるっていうのに、その子が亡くなったときのことを思い描く人なんていないと思います。
私もそうでした。
でも、一度お別れを経験した今は違うんだなって。
いざ、新しい子を迎え入れようとすると、瞬時にその子の18年後のことが想像できて、また辛いお別れをしたくない。。。って思っちゃうのも事実です。
命を預かることの重みを、18年前よりももっともっとリアルに感じています。
一緒に過ごせる時間に限りがあるんだってことを経験を通して身に沁みて感じているからこそ、今この瞬間、瞬間を大切に過ごそうと思えるのかもしれませんね。
【おじさまと猫】という作品に出会う
おじさまと猫という作品をご存知ですか?
2021年1月現在、テレビ東京とParaviでドラマが放映されているんですが、原作は『ガンガンpixiv』『月刊少年ガンガン』にて連載されている桜井海さんの漫画なのです。
ドラマではおじさまが草刈正雄さん、猫のふくまるの声を神木隆之介くんが演じられています。
テレビ東京が放映されない地域に住んでいるので、TVerでたまたま初回の見逃し配信を見つけたんです!
ちょうど新しい子を家族に迎え入れようと決めたぐらいの時期だったので、自分の心境とこのドラマが重なってしまって。
初回、おじさまと猫のふくまるとの出会いの場面は感動して泣けました。。。
運命って人と人だけじゃなくて、人と動物にもあるんだよな〜って思わせて貰いました。
奥様を亡くされて広い家でひとりぼっちで寂しそうだったおじさまが、ふくまるとの出会いによって笑顔を取り戻して行くんです。
まいちゃん、さこちゃんを立て続けに亡くしてペットロスになって、あまりにも静かすぎた私の家にまた明るい光が差し込んで来るのと似ていて、自分に被せて観てしまいました。
今期ドラマで一番の作品だと思います!
まだ観てない方は、Paraviだと初回からこれまでの回を配信しているので、ぜひチェックしてみてください!
そして、ツボなのがこの主題歌(オープニングテーマ曲)。なんか切なくて。。。
切なさがやばすぎるとはこのことでしょう(笑)
吉澤嘉代子さんの「刺繍」という曲です!
新しく家族を迎え入れると決めてからの私の心境
12月から2月にかけてのこの時期は、ちょうどまいちゃんが闘病して旅立っていった時期なんです。
昨年、初めてのまいちゃんの命日を迎えた日には、朝から涙が止まりませんでした。
私はいつもまいちゃんの骨壷を自分の部屋に持って行ってベッドサイドに置いて寝るんですが、初めての命日の朝はまいちゃんの骨壷を抱えたまま動けませんでした。
冬を迎えた今、またこの季節がやってきた。。。そう思っていました。
悲しいことを思い出す季節。
まいちゃんとさこちゃんが旅立ってからも、毎日のようにふたりの話題にはなるけど、生前のように賑やかなわけではなく。
家族が笑ったり、口数が減っていることも確かでした。
でも、今年は新しく迎える命がある。
まいちゃんとのお別れの季節に、新しい出逢いがある。
それだけで、だいぶ心は和らぐと感じています。
新しく家族を迎えることで、家の中で言葉を発したり笑ったりする機会がまた増えるんだろうなって思ってます。
そして何よりも思うことは、新しく家族を迎え入れたとしても、まいちゃんとさこちゃんはこれまでもこれからもずっと大切な家族であるということ。
それから、新しい子を迎えても、そのときそのとき感じる気持ちはちゃんと感じていこうと思います。
新しい子を迎えたからって、はい!ペットロス解消!なんて簡単にはいかないと思うからです。
寂しいって気持ちはそれだけまいちゃんさこちゃんを好きだった証拠だから、愛おしく胸に抱えて生きていこうと思います。
泣きたいときは思いっきり泣いて、新しい家族といっぱい笑って過ごしていきたいです。
今後も、パピーちゃんの様子やそのとき感じた気持ち、わんこに関するお役立ち情報など発信して行きます!
ふうちゃん、もうすぐお迎えです♪
江原啓之さんのペットに関する本
@himlog_com